2014年08月26日
友情ロック

30分後くらいになりまーす』
故郷の友人家族達と
海水浴に行った帰り。
夏季限定臨時増便された
バスの車掌さんが
カウンターをカチカチ鳴らしている。
『お客さん、次のバスにも乗れるかな?
みんな一緒は
無理かもしれんですばい、、、』
ホテルまでは
歩いて20分程度。
(-ω-;)
総勢10人のグループ。
友人の一人が
『もうよかさ。
海沿い、歩いてかえろうで。』
『そいならさ、暑かけん
かき氷でも買って行かん?。』
と、私。
子ども達の歓声が浜辺のバス停に
反射した
(≧∇≦)b(≧∇≦)b(≧∇≦)b(≧∇≦)b(≧∇≦)b(≧∇≦)b(≧∇≦)b
海の家にて。
『すみませーん、
いちご一つとパイナップル二つ、
それから、
グレープ一つに、
ブルーハワイ、、、あっ、練乳かけてください』
思いのほかボリューミーで、
とんがったかき氷に
『うわっ(゜o゜;)、
ストロー抜いたら崩れるとじゃなか?
(^-^;』といって、かじりつく。
小学二年生の友人のお子は
『お腹ばこわすけん、
ママと一緒に食べようね』と
言われ、ご機嫌ななめ。
みんなと同じように一人一個持ちたかったのだ。
海辺を歩いていると
フナムシがテトラポットに
サササっと、隠れていく。
友人のひとりが
『ねえ、
フナムシを『あまめ』っていうと
長崎だけ?』
“あまめ”
久しぶりに聴いた語音だ。
『んー、たぶんね。
関西では言わないと思うよ…』
と、私。
(他に何か言い方ありますかね?)
そういいながら
気がつけば数珠つなぎになって堤防に腰掛けていた。
夕暮れの潮風が頬をなでる。
和歌山の海は大きくて広くて大らか。
だけど
故郷の海は山や島に囲まれていて
こじんまり。ほのぼのとしているように思えた。
そんな思い出癒やしのスポットに佇むと
ポツリポツリ、誰からともなく
糸が解けるように、
身の上話を始めた。
『で、まーしゃの最近は?』
『吠えてばかりいるよ。(-ω-;)
ガオーガオー(▼皿▼)』
身振り手振り、顔もゾンビみたいに
友人たちへすり寄った。
『がははは(*⌒▽⌒*)、
吠えとけ吠えとけ!
小声で言ったら陰口だけど
ギャオギャオ吠えたら、
それはロックだぜっ!!』
と、黄色くなった舌をペロンのばし
ストローを指の変わりに突き上げる友人。
ロックか。
そやな、ええこと言うやん!
と納得。
『ねぇねぇ、写真撮ろうよ』
別の友人がみんなを誘う。
『よっしゃ、ほな行くで!
ハイチーズ(*ゝω・*)ノ〜★』
言われるまでもなく
みんなカラフルに染まった舌を出し
笑った。
Posted by cion at 07:19│Comments(0)
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