2012年09月27日
隙間ライターのプライド⑤
あれから、約20年。
だけど、私はまだあの頃の場所に立っています。
ちょっと、メンテナンスが必要に
なってきた中古物件ですがね・・・
①で記した会話は
3年前、ある出版社の企画雑誌を
お手伝いさせていただいていたときの会話です。
お話を伺った方の
人生バックボーンを28文字だけ入れてたんです。
だけど、読者はそんなもの期待していない、と
勝手にカットされました。
売れる雑誌にはならないと。
書き直せって
言われたけれど、パソコンの前に座ったら
自分がフリーズ
まったく、何にも書けなくなってしまいました。
だって、それって私が書きたい事じゃないもん。
自分に嘘ついてんなぁ、って思ったんだもん。
だって、今の世の中、
わざわざ本屋さんに行って、お金を出して買う人
どれくらいいますか?
ましてや雑誌を大事にとっておいてくれる人
どれくらいいますか?
私は有名な小説家でも博学な学者でもない。
普通の主婦の隙間ライター。
だけど、取材した方がたはみんな口をそろえて
『なんて書いてるくれるか楽しみやわぁ
』
って言ってくれます。
待っていてくれます。
そして、きっと本棚の片隅にでも
ずっと取って置いてくれます。
何年か先、見返してくれるかも・・?
その時、今の瞬間を切り取ってある文章があれば
きっと今を思い出すでしょう。
それが幸せな瞬間ならば
また笑顔を運んでくれるでしょう。
そんなことがなかったとしてもそれは、それでいいんです。
だって私は名もなき隙間ライター。
だけど、もし
そんなことがあったなら
おきたなら
隙間ライターでも
だれかのお役に立てたのかな・・・と
思うのです。
だけど、私はまだあの頃の場所に立っています。
ちょっと、メンテナンスが必要に
なってきた中古物件ですがね・・・
①で記した会話は
3年前、ある出版社の企画雑誌を
お手伝いさせていただいていたときの会話です。
お話を伺った方の
人生バックボーンを28文字だけ入れてたんです。
だけど、読者はそんなもの期待していない、と
勝手にカットされました。
売れる雑誌にはならないと。
書き直せって
言われたけれど、パソコンの前に座ったら
自分がフリーズ

まったく、何にも書けなくなってしまいました。
だって、それって私が書きたい事じゃないもん。
自分に嘘ついてんなぁ、って思ったんだもん。
だって、今の世の中、
わざわざ本屋さんに行って、お金を出して買う人
どれくらいいますか?
ましてや雑誌を大事にとっておいてくれる人
どれくらいいますか?
私は有名な小説家でも博学な学者でもない。
普通の主婦の隙間ライター。
だけど、取材した方がたはみんな口をそろえて
『なんて書いてるくれるか楽しみやわぁ

って言ってくれます。
待っていてくれます。
そして、きっと本棚の片隅にでも
ずっと取って置いてくれます。
何年か先、見返してくれるかも・・?
その時、今の瞬間を切り取ってある文章があれば
きっと今を思い出すでしょう。
それが幸せな瞬間ならば
また笑顔を運んでくれるでしょう。
そんなことがなかったとしてもそれは、それでいいんです。
だって私は名もなき隙間ライター。
だけど、もし
そんなことがあったなら
おきたなら
隙間ライターでも
だれかのお役に立てたのかな・・・と
思うのです。
Posted by cion at 22:24│Comments(0)