わかやま　ｓｕｔｅｋｉ　クローゼット

目覚めて仰ぐ花笑みに

集いて唄え
　唄いて舞えや

舞い舞い舞い降りて
　　ちらり、ちらり、
　　　　はらり、はらり

愛し君の手のひらに包まれし
　　春の光・・・・・


おはようございます
まーしゃです。

どうやら桜散らしの雨ですね・・・
こんなに誰しもが待ち焦がれ
愛しているのに
ぱぁーと咲いて
あっさりとそして美しく、潔く
去っていく・・・

桜の花はかっこよすぎます。
　・
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　・　
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　・
満開の桜咲く日。
一枚のハガキが届きました。


『御年賀状をいただいていたのですが
昨年の5月、
長男は心筋梗塞であっという間に
逝ってしまいました。』


大学時代の軽音楽部の先輩だった彼のお母さんからでした。
一瞬、なんのことかわからず
理解できた時には
ぽろぽろぽろぽろ泣けてきて
もう、彼はいないのか、この桜も見ていないのか
と思うと
せつなくて。せつなくて。



背の高い彼はとてもやさしくて
『まーしゃ、おまえはいつも無茶しすぎるっ。』
そういって、チビなまーしゃの頭をクシュクシュしていたね。
ヘビメタが大好きで
うんちく語らせたら朝まで話していたね。
天下御免の無法者まーしゃダーリンを
真剣に叱ってくれていたのも彼でした。

出来る男だったから一流企業に就職して
きっと第一線でバリバリ仕事して・・・



ばかちん。
無茶しすぎたん、Oちゃんやん。



歳をとるということは
散りゆく桜の花びらのように
追いかけても
指の間からすり抜けて
ひとつひとつ宝物を失っていくことなのか・・・
こうして、みんなみんな
消えていくのか。。。



まーしゃのヘタレっっ。



ちゃうしよっ！！
まーしゃは、ずーっと宝抱えていったるわ。
ただ、あっちにいっただけで
いつもそばで笑ってる。
そう、まーしゃは決めました。

散った桜の花びらはひとつひとつ
手のひらいっぱい集めて
ぱあーーーっと
フラワーシャワーに変えたるわっ
そしたら、きっと
どっかの誰かが笑うやろ。。。



それでええよな。Oちゃん。

あったかい風が
私の髪をクシュクシュしたよ。

こらーっ、吹きすぎやぁ
前見えへーん。