2013年12月19日
続・すべてが必然というならば

『これなぁ、確か50代とちゃうかぁ?
おかん、、、
どんだけさばよんどんねん』。
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先週金曜日。
『虹でないかなぁ〜。
今年は一回もみてへんねん(・_・、)』
用事を終えて走る車窓の中からくるくると空を見上げる。
曇り空。。
波頭も白く立っている。
明日からグンと寒くなるらしい。
そんなとき
雲の切れ間から差し込む陽光が
いくつもの筋となって
海や山や街に降り注いだ。
『天使の梯子や〜(´▽`)ノ』
と、チビ。
『ママ、あの光を通って天使が降りてくるんよね…』
『出るんちゃう?』
と、ダーリン。
光が雨に触れ
銀色に輝きだした。
『あった!虹っ!!(。・∀・。)ノ』
綺麗なアーチ型をした
七色の虹のアーチがかかっていた。
今年見たはじめての虹。
そのあとだった。
親戚からの電話。
春先、『すべてが必然というならば』というタイトルで記事にアップした叔母の訃報だった。
世界中を、旅しスケツチしていた叔母。
晩年はパーキンソン病で闘病し
身体も一気に痩せて、
一時の面影はなくなってしまったけれど
祭壇に飾られた叔母の写真は
以前の明るく朗らかな叔母そのものだった。
『このおばちゃん、いつのときの?』
『いつやろなぁ、50くらいか?
おかん、どんだけさばよんどんねん(^-^;』
『でも、これが
私の中のおばちゃんやわぁ(^-^)
おばちゃん、しんどかったなぁ
やっとまた旅に出れるなぁ、、、』。
そういったら鼻の奥がジーンとして
キュッと唇を結んだ。
すべてが必然というならば
この日見た虹は
叔母が最期に会いに来てくれたのだ、
そう、思う。
『まーしゃちゃん、
人生は山や谷があった方が綺麗な風景になるんよ。
きばりやぁー。笑わなあかんで。』
そういっていた叔母。
山、川、街、人を包み込んだ虹は
本当に美しく優しい。
おばちゃん、ほんまに綺麗やな。
天国の母ちゃんに、まーしゃは
『きばってるでー』と
伝えてな。
先週よりお通夜だ、お葬式だと
バタバタしておりました。
ブログをお休みしている間、
『元気?』と連絡くださった皆様
そしてアップもしてないのに
毎日、ブログをチェックしてくださった皆様、ありがとうございました。
またホチホチと書いていきたいと思います。
Posted by cion at 10:27│Comments(0)