2017年06月19日
あさきゆめみし

ホースの水が左右に弧を描く。
空梅雨の今年は毎朝の庭の水やりが欠かせない。
面倒ではあるが、
水を浴びた木々や花達の粒が朝日に反射して、キラキラと輝く。
その中を子ども達が
大きくジャンプしながら
飛び出していく……。
門を開け、光の粒の中に
パッ!と飛び込む様は、
まるで、異次元へタイムリープしているかのよう。
この“瞬間”が
とても好きだ。
そんな母の妄想など誰も気にもとめていないが、
それでも
毎朝の日常スケッチは
この子たちの脳に刷り込まれ、
そして
年を重ねたとき
きっと、この瞬間を思い出すだろう……。
そのとき、例え私がこの世界にいなくても。。。
花のしずくに、
風の揺らめきに、
虹のかけらに、
甦り、やさしくそっと微笑んでいたらいいなぁ… 。なんて。
そうやって、あっという間に水は吸い込まれ、もとの世界にもどる。
おやっ。小さな小さなかまきりちゃん発見!
おはよう。
おめでとう。
ようこそ、この世界へ。
今日も元気に。
がんばろっと♪
Posted by cion at 09:22│Comments(0)
│記憶の星座
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