2012年07月31日
ほんとのあとがき
春。宴席。
「この人を見ていたら
『この人がやりたいことをどうしたら叶えられるのかな。
叶えてあげたいな。叶えてあげよう』と思ってね・・・」。
ベロンベロンに酔っぱらった同志がポツリとつぶやいた。
いつもバカなことばかりいってふざけて遊んでいたので、
突然何を言い出すのかと驚いた。
そんなこと考えてたん?・・・
別れ際「絶対やめんなよ。突っ走れ!
あなたは好きなこと好きなだけやりなさい。
予算はわしがとってやるっ」。
人の気持ちを動かすのはやはり気持ちでしょうか?
飾り立てた言葉より何気ない会話の方が心に残る。
素朴な言葉の方があったかくて心に突き刺さる。
イベントには一過性のものと連続性の二つがあります。
おもに一過性は流行モノや営利が目的で時代の先頭を
突っ走っている華やかさと自己満足感が得られます。
しかし、時が過ぎれば何の価値もなく、
誰の心にも残らない。まさに掛け捨て。
一方、連続性はそこに生きる人々に
気持ちを伝える訴求効果が高いの特徴です。
多少の華やかさとウィット感は不可欠ですが
ウソやごまかしを付け加えてはなりません。
なぜなら、続けるということは未来につながり、
伝統と歴史につながるからです。
まちおこしは人おこし。未来おこし。
そのポリシーで企画を進めてきた『キッズ商店街』。
キーワードは“和歌山”“ほんまもん”“夢”。
地域密着体験型イベントを目指しました。
正直、来客動員数は考えませんでした。
質の高い内容にすれば質の高い人が訪れる。
本物はウソをつかない。
ぶれない。
揺れない。
と信じていたからです。
運営では、すべての職種全員に会って
自分の口で自分の気持ちを伝えることに
徹しました。
そうして伝わった気持ちは20職種になりました。
それからがもう大変。
デザイン、撮影、広報、ハガキの選定、発送・・・。
途中、想定外のことも起こりバランスを崩し
10日間何も食べられなくなりました。
スタッフに気持ちが伝わらず泣き出したこともありました。
そんな時、同志がやって来てくれました。
特別何をするってわけでもなく、
ただ同じ場所にいてくれただけで安心できました。
見失ったものを見つけました。
やはりイベントはチームワークです。
一人のヒーローもいらない。
みんなが同じ気持ちでひた走る。
ただそれだけなんです。
私はただみんなと一緒にいたい、
それだけなんです。
イベントではキラキラする
子ども達の笑顔に会えました。
暗いニュースが横行する現代。
子どもを取り巻く環境が
どんどん窮屈になっているような気がします。
親は安定を望み、親がなってもらいたい職業は
公務員が上位ランクアップされています。
私は公務員が悪いというのではありません。
同じ公務員でも本当になりたいと
思ってなってもらいたいのです。
憧れてもらいたいのです。
はじめて職人に接する子ども達。
じっと見つめる視線の先には何年も
鍛錬してきたウソのない手を見つめていました。
可能性はいくつもある、道は一つだけではないんだよ。
もっと自由に
自分らしく生きていってほしいと願います。
辛いときは泣いてまた歩き出せばいいんだよ、と。
終了後、すべての講師の先生方全員に笑顔をいただきました。
「よかった」と褒めていただきました。
気が付けばスタッフ全員が手伝ってくれていました。
こんなに大勢のスタッフが
休日を返上して集まってきてくれたのかと
感謝でいっぱいになりました。
泣き虫なんでね。
やっぱり泣いてしまいました。
涙がとまりませんでした。
素敵な思い出を私自身がいただきました。
ありがとうございました。
人生山あり谷あり。
登ったり降りたり。
突然雨が降ってきたり・・・。
それら全部をいちいち受け止めてちゃ体がもたない、
と解っていても全身で受け止めてしまうんですよね。
なんとかならんか。
もうちょっと上手に生きていけませんか?
傘ぐらいさせよ、とわかってるんです。
だけどね、傘をささないで歩いてきたから
さしかけてくれる人に出逢えたのかな、
とも思うんです。
かけがえのない宝物を見つけることができたのかな、と。
イベント終了後。
「・・・で、せんせい的には
今回のイベントはどうやったんよ?
満足できたんか?」
「っていうかさ、頑張ったよ。頑張ったやろ?同志。」
何にも言わずうなずく同志。
最高に褒めていただきました。
「この人を見ていたら
『この人がやりたいことをどうしたら叶えられるのかな。
叶えてあげたいな。叶えてあげよう』と思ってね・・・」。
ベロンベロンに酔っぱらった同志がポツリとつぶやいた。
いつもバカなことばかりいってふざけて遊んでいたので、
突然何を言い出すのかと驚いた。
そんなこと考えてたん?・・・
別れ際「絶対やめんなよ。突っ走れ!
あなたは好きなこと好きなだけやりなさい。
予算はわしがとってやるっ」。
人の気持ちを動かすのはやはり気持ちでしょうか?
飾り立てた言葉より何気ない会話の方が心に残る。
素朴な言葉の方があったかくて心に突き刺さる。
イベントには一過性のものと連続性の二つがあります。
おもに一過性は流行モノや営利が目的で時代の先頭を
突っ走っている華やかさと自己満足感が得られます。
しかし、時が過ぎれば何の価値もなく、
誰の心にも残らない。まさに掛け捨て。
一方、連続性はそこに生きる人々に
気持ちを伝える訴求効果が高いの特徴です。
多少の華やかさとウィット感は不可欠ですが
ウソやごまかしを付け加えてはなりません。
なぜなら、続けるということは未来につながり、
伝統と歴史につながるからです。
まちおこしは人おこし。未来おこし。
そのポリシーで企画を進めてきた『キッズ商店街』。
キーワードは“和歌山”“ほんまもん”“夢”。
地域密着体験型イベントを目指しました。
正直、来客動員数は考えませんでした。
質の高い内容にすれば質の高い人が訪れる。
本物はウソをつかない。
ぶれない。
揺れない。
と信じていたからです。
運営では、すべての職種全員に会って
自分の口で自分の気持ちを伝えることに
徹しました。
そうして伝わった気持ちは20職種になりました。
それからがもう大変。
デザイン、撮影、広報、ハガキの選定、発送・・・。
途中、想定外のことも起こりバランスを崩し
10日間何も食べられなくなりました。
スタッフに気持ちが伝わらず泣き出したこともありました。
そんな時、同志がやって来てくれました。
特別何をするってわけでもなく、
ただ同じ場所にいてくれただけで安心できました。
見失ったものを見つけました。
やはりイベントはチームワークです。
一人のヒーローもいらない。
みんなが同じ気持ちでひた走る。
ただそれだけなんです。
私はただみんなと一緒にいたい、
それだけなんです。
イベントではキラキラする
子ども達の笑顔に会えました。
暗いニュースが横行する現代。
子どもを取り巻く環境が
どんどん窮屈になっているような気がします。
親は安定を望み、親がなってもらいたい職業は
公務員が上位ランクアップされています。
私は公務員が悪いというのではありません。
同じ公務員でも本当になりたいと
思ってなってもらいたいのです。
憧れてもらいたいのです。
はじめて職人に接する子ども達。
じっと見つめる視線の先には何年も
鍛錬してきたウソのない手を見つめていました。
可能性はいくつもある、道は一つだけではないんだよ。
もっと自由に
自分らしく生きていってほしいと願います。
辛いときは泣いてまた歩き出せばいいんだよ、と。
終了後、すべての講師の先生方全員に笑顔をいただきました。
「よかった」と褒めていただきました。
気が付けばスタッフ全員が手伝ってくれていました。
こんなに大勢のスタッフが
休日を返上して集まってきてくれたのかと
感謝でいっぱいになりました。
泣き虫なんでね。
やっぱり泣いてしまいました。
涙がとまりませんでした。
素敵な思い出を私自身がいただきました。
ありがとうございました。
人生山あり谷あり。
登ったり降りたり。
突然雨が降ってきたり・・・。
それら全部をいちいち受け止めてちゃ体がもたない、
と解っていても全身で受け止めてしまうんですよね。
なんとかならんか。
もうちょっと上手に生きていけませんか?
傘ぐらいさせよ、とわかってるんです。
だけどね、傘をささないで歩いてきたから
さしかけてくれる人に出逢えたのかな、
とも思うんです。
かけがえのない宝物を見つけることができたのかな、と。
イベント終了後。
「・・・で、せんせい的には
今回のイベントはどうやったんよ?
満足できたんか?」
「っていうかさ、頑張ったよ。頑張ったやろ?同志。」
何にも言わずうなずく同志。
最高に褒めていただきました。
Posted by cion at
17:05
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