2012年12月06日
ロマンチックミステリー?古典文学
『ああああぁぁぁぁぁ~っっ』


只今、後期考査真っ只中の娘1号の怒号が
響き渡っている
まーしゃ家

1号「古典嫌い

なんで昔の人の話方覚えなあかんねん!!」
確かに。
まーしゃ「日本史の答案用紙もいっしょに
『過去にはこだわりませんっ』って白紙でだしたら?・・・(真顔)」
1号「あんなぁ、うちのガッコで
そんなんいうのママぐらいやから。」
そう?それなら一つ
丁度この時期と古典と日本史に
合ったお話一輪。。。
時は元禄15年、12月14日
大石内蔵助率いる赤穂浪士47人。
藩主の恨みを晴らすべく討ち入りしたお話は
ご存知『忠臣蔵』。
この事件をデフォルメして
世に広めたのが
浄瑠璃『仮名手本忠臣蔵』なのよ。。
外題の「仮名手本」とは「いろは歌」のことね。
えっ!?
なんで?って。
そこからかよ

四十七士と四十七文字が重なっているからだろうが・・・よ・・。
色は匂へど散りぬるを・・・
ちなみにこれは仏教の無常観を表しているそうよ。
さて前題の『仮名手本忠臣蔵』の素晴らしいところはね
この「いろは歌」を暗号化したところだと言われているのよ。
いろはにほへと
ちりぬるをわか
よたれそつねな
らむうゐのおく
やまけふこえて
あさきゆめみし
ゑひもせす
七文字ずつ分けて書き
行末の文字を拾っていくと
「咎(とが)無くて死す」。
赤穂浪士は無実の罪で死ななければならない。。
そんな江戸っ子たちが好みそうな
テーマをもじっているところは
現代のトリックミステリーにもつながっているのでは
ないかしらねぇ~
名探偵コナンが好きそうや・・
ちなみにこの話の主人公。
大石さん。
かなりの酒豪だったらしい。
酒飲み五箇条なんてのも残っているらしく
「喧嘩せず、酒をこぼさず、とことん呑め。
酒の上で安請け合いはいけないが女相手はOK・・」
かなりエロおっさんだったのかも(笑)
ちなみに母ちゃんの酒ののみ方とにている。
よく似てる。
大石さん。
やっぱ、大石さん。
お酒好きだったからこそ
お酒の後の微睡(まどろみ)とスキを熟知し
忘年会後の吉良邸に襲撃しようと考えたのかもねぇ・・・
やるじゃん!大石さん。
ククク。
そんなこと考えながら
古典を勉強したら面白いんじゃないかな・・・
源氏物語もかなり
エロいけど
ほんまは死んだ母ちゃん忘れられんかった
ヘタレ男ちゃうん?・・とか
虫の音、蛙の飛び込む水の音・・・
昔はラジオもテレビも携帯もなかったから
そうとう静かだったんだろうなとか
めっちゃ暗い中
好きな人に逢いたい気持ちだけで
月明かりをたよりに
歩いていたんだな。。。とか
月灯りあなたにつづく道しるべ
すぐ一句できちゃうじゃん

かなりロマンチック


ママはそんなことばっかり考えて勉強してたな。
おかげで妄想癖がありますが・・・

「勉強」って思うより「知識」を増やしてる
って思いなよ。
もっと自由でいいよ。。。
って、今日のママ
なんか
かしこそうやーん

ええこというやーん(自分で言うな)
・・って、
おいっ寝てんかい

娘1号っ


